2月は1年の中でも最も寒い月ではないでしょうか。
そこで今月は、ヒートショックについて紹介したいと思います。
そもそもヒートショックとは、寒暖差によって血圧が急上昇・急降下することにより血管や心臓に大きな負担がかかることを言います。
ヒートショックが発生すると、意識喪失や心筋梗塞などを発生しやすく死亡につながることがあります。
では、ヒートショックはいつ・なぜ起こるのでしょうか?
発生しやすい季節→冬、時間帯は深夜から早朝発生しやすいタイミング→寒暖差のある場所の移動をしたときです。
例えば、暖房の効いた室内から屋外に出た時や、温かい部屋からトイレや浴室に移動もそうです。特に短時間で血圧が上下する入浴時に発生するリスクが高まります。また、高齢期は血圧が変動しやすい年代のため特に注意が必要です。
入浴時の注意点(ヒートショック対策)
1.脱衣所・浴室はあらかじめ暖かくしましょう。
方法はいろいろですが、脱衣所はエアコンの使用や、倒れた時にスイッチが切れる電気ストーブなどを置くこともおすすめです。
![](https://waki-house.jp/asao/info/wp-content/uploads/2025/02/エアコン-1.jpg)
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浴室は熱めのシャワーを少し出しておくと温度差が小さくなります。
![](https://waki-house.jp/asao/info/wp-content/uploads/2025/02/シャワー①-2.jpg)
2.その他の注意点
- ご家族に一声かけましょう。万が一、体調不良の際の発見が早くなります。
- かけ湯で体を慣らしましょう。
- 41℃で湯につかる時間は10分をめどにしましょう。長湯はリスクがあります。
- 浴槽からの立ち上がりはゆっくりとつかまりながらを意識しましょう。
- ご家族は入浴中の動向に注意しましょう。(長い、音がしない、大きな音がしたなど)
- 体調が悪い時や飲酒後は入浴を控えましょう。
- 冬でも脱水は起こります。入浴前後の水分補給をしましょう。
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